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カンボジア
2004年3月21日~29日
3月21日から3月29日まで、カンボジアワークキャンプが行われました。スタッフを含め、総勢30名が参加し、シンポジウム、コンポンスプー州コンピセイ区ベール・コミューンのPrey Totueng村(PT村)での井戸掘りなどのボランティア活動、アンコールワットがあるシェムリアップの孤児院の訪問など、盛りだくさんの内容で行われました。
9日間の日程の前後は、カンボジア過去・現在・未来を見つめる観光や現地の学生との交流が組まれ、中3日間は、プロジェクト地であるコンピセイ区ベール・コミューン Prey Totueng村でプロジェクトを行いました。
まず カンボジアの文化を学ぶという事で、Buddhist Instituteにて仏教についてのレクチャーを受けて、さらに質疑応答の時間を持ちました。その後カンボジアの学生と日本の学生と交流会が行われました。また交流の一環として昨晩練習に練習を重ねたソーラン節を披露し、会場が沸きました。
ソーラン節の練習も皆が息をそろえて踊れるようになるまでには時間がかかりました。カンボジア到着後、現地のオリエンテーションが終わってすぐ、移動疲れがありつつも、参加者全員で汗を流しました。ソーラン節を既に知っている人から、今回踊るのが始めての人までいましたが、練習が終わるころには皆が覚えることができ、皆でようやく一斉に踊ることが出来ました。
カンボジア滞在4日目、いよいよ村でのプロジェクトです。
村でのプロジェクトのワークグループは3つ。養殖用の池の整備、村の文化や子どもたちの識字率の調査、そしてドクターにもお越しいただき問診と治療を行う医療チームと、大きく3つのワークグループに分かれての活動になりました。
カンボジアはちょうど乾季にあたり、日差しも強く乾いた風と砂埃が舞う中での作業となり環境は苛酷でありましたが、何より一人一人が活動を通じて参加者同士良い関係を築き、またともに汗する村の人やカンボジアの学生たちとも交流ができ、活動を通じて気持ちの上での距離がぐっと近くなりました。
村の活動最終日、交流の場では家族結縁を交わした家族と参加者達が再会を誓い、涙の別れをしました。ボランティア活動を通じて村の人たちやカンボジアの学生達と離れがたい関係が築かれました。
今回のプロジェクトは、参加された一人一人の前向きな気持ちに支えられたと思います。そして現地で準備してくださったスタッフや学生ボランティアたちにも多く助けられました。
また、日本的なやり方や思考方式で押し付けてしまっては、プロジェクトを運営していく事は難しいと実感しました。どのようにしていく事が望ましいのか?そのつど試行錯誤です。しかし、また「会いたい」人が出来た国だけに、参加者の多くがまた「行きたい」と言っていました。
その中の一人である私もカンボジアの家族にまた「会いたい」という思いでいっぱいです。夏もまたカンボジアのワークキャンプが行われます。
【参加者の感想】
研修で、カンボジアのこと、今までの活動の事を学びましたが、やはり自分の暮らしている世界とは生活も思考も違う為、まずカンボジアを知る事が先だろう・・・という思いでプロジェクトに臨みました。ただ、当然知る事を先にしてしまうと、実際やるという事は後回しになってしまうので、どこまで出来るか、自分に何が出来るかという不安もありました。
そして、一日目二日目の文化視察、交流会で日本とは違う歴史や文化に触れ、日本が恵まれている事を改めて実感し、“出来る事をしたい”自分が与えられるものを与えたいという思いに変わりました。物乞いする人に多く出会いましたが、ここで何かをあげる事が根本的な解決にはならないと感じたのです。
そんな思いでむかえたPT村のプロジェクトですが、村の雰囲気がよく心が和んだのを覚えています。私は池の拡張作業と水草を取るグループでした。二日目からは村の人たちも手伝ってくれて作業が段取りよく進みました。協力してくれたカンボジアの人たちのおかげで、私自身弱音を吐くことなく最後まで作業を行うことが出来ました。
シェムリアップでの観光で改めてカンボジアの文化の壮大さ、奥深さを感じました。 今回のプロジェクトは本当に未知の世界で、未知の作業を行うことだと思いましたが、決してそうではなく、自分自身が身近なところを見返す機会となりました。そして、多くの知識・経験・思考を得る事が出来ました。私は、この貴重な経験を決して忘れませんし、人々に伝えもっと多くの活動に広げ日々役立てて行きたいです。 ありがとうございました。(大学生 女性)




