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カンボジア
2003年8月21日~9月1日
8月21日から9月1日までの11日間、カンボジアでワークキャンプが行われスタッフを含めて50名が参加しました。プノンペン大学でのシンポジウム、コンポンスプー州コンピセイ区ベール・コミューンのPrey Totueng村(PT村)での井戸掘りなどのボランティア活動、アンコールワットがあるシェムリアップの孤児院の訪問など、盛りだくさんの内容で行われました。
【参加者の感想】
学校で勉強したことには自信がある、開発計画も世界経済も一生懸命勉強したのに、教授にはなかなか認めてもらえない。だから実際にたくさんの国に行って、体験しなければならないと思ってこの旅に参加しました。この旅の初日に「目で見て感じて、それから考える」といわれた時、私に欠けていたものに気づきました。私は最初にTVや本で影響を受けたような「感じる」ことを忘れていたのだと思います。
案の定、私が必死に今まで詰め込んできた知識は現地で活躍するにはほとんど役に立たず、毎晩、一日の反省でとてもガッカリの連続でした。開発計画に必要なことは「相手の立場に立って、無償の愛で相手のためにお手伝いをすること」。きっと教授は、私がこれを忘れていたから認めてくれなかったのでしょう。感じることをできるようになってからは、たくさんの一生の財産を得られました。
私が愛を持って接すると、相手は私を必要としてくれる。私を待っていてくれる人、私のために泣いてくれる人もいます。人生の中でこんなにも大切な宝物を得た私は本当に幸せです。私たちは、ボランティアを通していろんなものを相手に与えてきたけれど、それ以上のものを、与えられたと思います。
出会った人全ての一言一言が、忘れることができません。私の夢が叶うようにとまっすぐな視線で願ってくれた友達も、私の健康を気づかい「いつでも来なさい」と言ってくれたお母さん、私と離れたくないと大粒の涙をボロボロこぼして泣いてくれた子どもたちetc。私はこれから彼らのために無償の愛を送り続けたいです。 (大学生 女性)
そもそも自分は「この期間、自分に何ができるか」以上に「この期間を終えた後、日本で自分に何ができるか」を問い続けながら過ごしてきました。そんな中でまず一つは「家族」というものを改めて見つめ直させられました。彼らの温かさ、気さくさ、カンボジアの人たちや子どもたちにふれる中で、こういう関係、絆というものを自分自身の家族の中でも培っていきたい。また日本の周りの仲間たちとこういう温かい関係をつくりたい、そう感じています。
次に自分がいかに恵まれた環境に過ごしているか、彼らは貧しさのあまり、水、食料、衛生面などで自分たちの想像もつかないような生活をしていました。またプノンペン大学のメンバーでも、本当は勉強したいけどお金がないために仕方なく他の勉強をしている人たちが沢山います。「あなたは日本に生まれてとても幸せです」といったある学生のセリフが忘れられません。自分たちにとってはあたりまえだと思っていたこと、普段意識すらしないことが、一歩外に出ればあたりまえじゃない。そういった一つ一つのことに日々感謝しながら謙虚に過ごしていきたいなと思いました。
トゥールスレン刑務所に行って感じたことですが、自分たちは人生を真剣に一生懸命生きる権利と責任と義務がある。夢をもてること、希望をもてること。それがどんなに尊いことか。実感してやみません。そして時間や場所が限定されたService for Peaceではいけなくて、いかに日常生活の中でService for Peaceを実践していくかが重要だと思いました。
草の根的ではあるけれども、こうやって少しずつ、Service for Peaceの輪を広げていき、平和の種をまいていけるんじゃないかと思いました。 (社会人 男性)




