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モンゴル
2008年8月14日~25日
8月14日から25日まで(8月14・15日は国内での事前研修会)SERVICE FOR PEACEにとって第8回目となるモンゴルワークキャンプが開催されました。
今回の参加者は日本人16名にモンゴル人16名の計32名。
大学生が中心でしたが、高校生や社会人も参加し、幅広い年齢層での参加となりました。
ザイサン丘にて全体写真
今回は主に2つのプロジェクトを行いました。前半はウランバートの中心街から120キロ離れたバガノール区で、そこの子どもたちとの国際交流プログラム、そして遊具のペンキ塗りなど子どもたちが利用するキャンプ場の整備活動を行いました。
遊具のペンキ塗り(バガノールにて)
後半はウランバートル中心街から汽車で数時間にある現地NGO「テグシモリ」が運営しているキャンプ場へ移動しました。このNGOはウランバートルの市場で児童労働をせざるおえない子どもたちの支援をしていて、彼らが学校に行けるようになるためのサポートなどを行っています。今回はそんな子どもたちと一緒にこのキャンプ場で運動会やワークなどを通して交流をしたり、キャンプ場に必要なゴミ収集所作り、クリーンアップなどと言った整備活動を行いました。
テグシモリの子どもたちとの運動会
自分で描いた将来の夢の絵を手に
ごみ収集所作り
参加者は児童労働に従事している子どもたちと実際に触れ合うことを通していろいろなことを感じたようです。日本で児童労働と言っても実際に現場を見ることはないため、あまりピンと来ないものですが、今回のように実際に当事者である子どもたちとの出会いを通して、参加者はこの問題を身近に感じることができました。
モンゴルのワークキャンプの特徴の一つは「兄弟姉妹ブリッジセレモニー」を取り入れていることです。日本人参加者とモンゴル人参加者のペアーを作り、キャンプの期間は特にペアーとなった人と家族的な関係を築くことにチャレンジしていきます。ペアーと深く接していこうとすればするほど、相手のいろんな面が見えてきます。中にはなかなか理解できない内容も出てきますが、それらを超えて理解しあおうと努力する中で参加者は貴重な経験をすることができます。今回も最初はペアーと葛藤しつつも、お互いが理解しあおうとする中で関係性が改善され、最後は涙をしながら別れを惜しむ人たちがいました。日本人同士が理解しあうことでさえ簡単なことではないのに、異なった文化やバックグラウンドを持ったモンゴル人と理解しあえたときの喜びは格別なものと言えるでしょう。
ペアとのツーショット
今年もあっという間に過ぎていったキャンプでしたが、その中で日本人参加者はモンゴルの大自然、そしてモンゴル人の温かさにも大きく感動しました。ウランバートル中心街から少し離れればどこまでも続く大草原を見渡すことができましたし、至るところに山羊や羊の群れがいました。天気のいい日に夜空を見上げれば満天の星空を楽しむことができました。ゲルでのホームスティで初対面なのに遊牧民から温かく迎えてくれたり、ペアーからはさり気ない優しさを至るところでもらいました。
モンゴルの大自然に囲まれて
ゲルでのホームステイ
ウランバートル市内観光
【参加者の感想】
雄大な自然の中での生活で、自分の小ささ、世界の大きさを知ることができた。自然と共存する遊牧民の暮らしに接し、人間本来の生き方と、その厳しさを知ることができた。モンゴル人ペアや子供達との交流の中で他人との接し方思いやりの心を知り、強い絆を作り上げることができた。これらは普通の旅行ではとうてい味わえないものだと思う。(大学4年生、男性)
このキャンプで感じた一番のことが「人の温かさ」であったのも事実です。どこへ行っても、歓迎され、受け入れてくれるその大きな心に10日間感動しっぱなしでした。優しさを与えてくれる彼らに私も優しさを返したいと思うようになりました。子どもたちが喜んでくれれば、もっと喜ばせたくなりました。ボランティアとは一方的に与えるものではなく相互の助け合いなんだと気づきました。ありがとうございました。(大学3年、女性)
「誰かのために生きる。自分自身の言葉、行動もしくは自分の放つオーラ(表情、雰囲気)みたいなもの1つ1つで、何でもいいから力になりたい。それがたとえその人にとって、プラス100くらいの力を与えられなくても0.1%でもいいので、プラスの方向になるように努めていきたい。」キャンプを終えたら、僕は率直にこのような気持ちを抱いています。そして僕自身の「こころ」がこう感じられていることこそが本当に幸せなことなんだと実感しています。(大学4年、男性)




