モンゴル人としての誇り

2010年 07月 12日

先日、
モンゴル人女性(二児の母)のSさんと、
中学校の国際理解授業にいってきました。

 

事前ミーティングのとき、
Sさんは、
「日本で悔しい思いをたくさんしている」
と話してくれました。

 


外国人(モンゴル人)ということで、
年配の男性から蔑まされた目で見られたり

 

子どもが通っている保育園で、
Sさんの容姿をからかうような
発言で、いざこざがあった。

 


外国人として、風土が違う日本に暮らす際に、
日本人から「どのように見られているのか」と
気になるのは当然だ。

 

「モンゴル人だから馬鹿にするんだろう」
と、日本人への敵対感情をもってもおかしくない。

 


そんな中で、
日本人を批判するでもなく
日本社会に怨みを抱くでもなく

 

悔しさをぐっと胸に押し込めながら

 

「だからこそ、負けなくない。
モンゴル人としての誇りをもって生きたい」
という思いで、会社で家庭で心を尽くし、
ハードなスケジュールで、一生懸命生きている。

 


国際理解の授業では、
Sさんは中学生に対し、
「日本人は約束を守り、勤勉に働くことが
できる。尊敬すべき点、学ぶべき点がたくさんある」

 

「いじめや自殺などあまりに悲しい現実もあるが、
皆さんが夢を持って努力していけば、
必ず日本は良くなると思う。がんばってほしい」
と激励した。

 


私としては、在日外国人として暮らす人は、
非常に繊細な感情を持っていることを
まずは知ってほしいと思う。

 

日本社会で前向きに生きていこう、
努力しよう、という人を、
個人的な友人つきあいをベースとしながら、
応援し続けていきたいと思う。

 


そうして、

日本人と在日外国人がお互い尊敬し、
学びあえるような、そんな当たり前の
社会が早くくるように、
心から祈っている。(ぽん)

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