今の日本に龍馬は必要ない?
2010年 04月 17日
最近は龍馬ブームです。
この前、初めてNHK大河ドラマ『龍馬伝』を見ました。第一印象は「福山が老けたなー」ということ。そう言ったら、福山ファンの奥さんに激怒されました。
最近の新党ブームの中で、自分を龍馬になぞらえる政治家もいたり、日経ビジネスで「志士型リーダー」の必要性が指摘されたりと、いたるところで龍馬・龍馬・龍馬です。
確かに組織の中で、ミッションや志を持ってイノベーションを起こしていく必要はあるのは間違いありません。
しかし、政治の世界で「龍馬」的な人が必要なのかという疑問を投げかけたコラムがあってとても面白かったので紹介します。これはフリーペーパーの「R25」の巻末コラムで作家の石田 衣良さんが書いています。引用します。
竜馬のころとは違って、今の日本は歴史的な転換点にあるわけではない。それは89年のバブル崩壊のときにとおりすぎてしまったのだ。現在のこの国は低成長の成熟国で、制度をいじればドラスティックに変化するような回復などもっていない。
そして、「青雲の国には若き革命家が必要だろうが、成熟の国には心優しい実務家で十分だ」と結論付けています。
ただ、硬直した制度とシステムの弊害があまりにも多くなっているのも事実です。
つまり、ゼロから新しいものを作り出す人材ではなく、既存のものを整理・最適化していく人材が必要とされるのではないでしょうか。(Aki)
