経済も人の気持ち
2009年 07月 27日
こんにちは。
今回は人の気持ち(心理)を考える、ということについて一緒に考えて行きたいと思います。
突然ですがみなさん、「『ノーベル経済学賞』を受賞した人が運営していた投資会社が破綻した」という話を聞いたことがありますか?
簡単に言うと、ノーベル経済学賞を受賞した人が2人も取締役になって運営していたLTCMという投資会社がありました。
この会社の中心メンバーは「ドリームチーム」と呼ばれ、はじめの4年間で資金を4倍にも膨れさせるくらいうまくいきました。
しかし結局最後は失敗して破綻してしまったという話です。
(詳しくはこちら→http://ja.wikipedia.org/wiki/LTCM)
ではなぜこんなことが起こったのでしょうか?
簡単に言うとこの会社の運営方針が、このノーベル賞受賞者が発案した方程式を中心に行われていたのですが、その方程式と実際の投資家たちの心理に食い違いが生じて、読みを誤ったことが原因なのです。
つまり、ノーベル賞受賞者も人の心理までは見抜け切れなかったというオチなんですね。
ちなみにこのノーベル賞受賞者のうちの一人は、そのあともう一度自分で投資会社を興しますが、去年また失敗して破綻させてしまいました。
「世の中、金」という言葉がありますが、結局のところそのお金を持っているのは人です。
そして人にはいつも様々な心理が働いていて、それでいろいろなものを選択し、判断して生活しています。
ということを考えたときに、経済も人の気持ちが分からないといけないということが分かります。
また、世界最高の知をもってしても、人の心理を正確に読むことが難しいということも分かります。
このノーベル賞受賞者の会社が潰れたという皮肉な事実を通じて、
そういったことを私たちも教訓にしていきましょう。
つまり、「世の中、金」ではなく「世の中、人」ということなんですね。
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