留学生のチャレンジに拍手を送れる社会に

2009年 06月 05日

「ホップ ステップ ジャンプ」という言葉がある。

 

 

西城秀樹のヒット曲の題名でもあるが(古すぎておそらく誰も知らない)、
一般的には、陸上競技・三段跳のプロセスを意味する。

 

 

人間の能力は大したもので、この三段跳びで18m以上の記録もあるという
1995年 ジョナサン・エドワーズ)。

 

 

さて、留学生にとっての「日本留学期間」の意味を考えてきたが、

最近は、このホップ・ステップ・ジャンプの「ステップ」にたとえられるのでは
ないか、と思い始めている。

 

 

つまり、

 

ホップ・・母国での生活(学業、家庭、友人関係、地域活動)

ステップ・・日本での留学生活(学業、友人関係、地域活動)

ジャンプ・・将来の夢(仕事、家庭、友人関係、社会貢献)

という位置づけだ。

 

 

三段跳びで「ステップ」は、ホップまでのスピードを殺さないで高く飛べるか、
いかに良い体勢でジャンプにつなげるかが大事だという。

 

 

すなわち、日本での留学生活は、母国で培ってきたものをいかに、
日本での生活期間に連結し、応用発展させながら、
「夢を育て、自分自身を高める期間」にできるかだ。

 

 

しかし、現状は、よきステップになっているとはいいがたい。

 

 

「日本文化・社会からたくさん良いものを吸収しよう」
「日本人の友達をつくろう」と意気揚々と来日したが、
日本留学後は、「なかなか日本人と親友になれない」
「バイトや学業が多忙で、それだけの毎日をすごしている」という声をよく聞く。

 

 

その結果、卒業生の日本就職率は2030パーセント程でしかない。

 

 

ステップであるべき留学期間が、ホップやジャンプと連結できなくて、
「ブレーキになったり」「バランスを崩したり」しかねないのだ。

 

 

ちなみに、三段跳びでは、選手たちが跳ぶ前に拍手を求め、
観客は選手の動きに合わせて拍手を送るのが通例となっている。
そして、選手と観客が一体となることにより、不思議と記録が伸びる。

 

 

http://www.youtube.com/watch?v=hAC1qLiJSA8  ←こんな感じ

 

 

同様に、我々は
「留学生がチャレンジできる社会」「そのチャレンジを応援できる社会」
を実現したいものだ。

 

 

その社会の実現は、きっと近未来の日本を牽引するチカラとなるだろう。

 

 

(ぽん)

 

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