平和をつくる人
2009年 05月 08日
最近は、世界中が豚インフルエンザの話題で持ちきりです。
日本も水際対策が重要だということで、先日テレビで国内感染が発生したときの対処法を日赤医療センターの職員の方たちが訓練していました。
日赤とは日本赤十字社の略で、世界に拠点がある国際赤十字の日本支部です。
1828年5月8日は、国際赤十字の創始者であるジャン・アンリ・デュナンが誕生した日です。
彼は、スイスのジュネーブに生まれ、父親は福祉孤児院の仕事に関わり、母親も福祉活動をしていました。
1859年事業の請願のため、イタリア統一戦争に介入し、そこで北イタリアでソルフェリーノ戦いに遭遇しました。
この戦いは両軍合わせて20万を超える軍隊、4万人近くの死傷者が出る激戦でした。
デュナンは戦場に放置された死傷者の姿を見て、地元の女性たちの中に入り自分も救援活動に参加しました。
この経験が、戦場において敵味方区別なく負傷者の救護にあたることを目的とする赤十字の創立の原点になりました。
それから赤十字の活動範囲は戦争捕虜に対する人道的救援、一時的な災害被害者に対する救援をしていきました。
その後、デュナンは第一回のノーベル平和賞を受賞しました。
各国で赤十字組織が活動するようになると、その成果に人びとは平和に対して未来を感じるようになりました。
そして世界の様々なNGO組織を生む原動力となりました。
当然デュナンの時代にはインターネットも交通機関も今よりは発展していませんでした。
それでも世界に人々に平和に対する希望を与えることが出来ました。
今もなおその精神は受け継がれています。
自分自身の気持ちと行動で、たくさんの人に平和に対する希望を与えることが出来たのです。
平和への活動は、長い時間を必要とするため、簡単ではないと思います。
しかし、希望を持つ人がいるかぎり、活動は続き、いつの日か平和な世界になると思います。
Foo
