Good to Great

2009年 05月 01日

世の中には「いい人」と言われる人はたくさんいると思います。
世の中には「いい団体」と言われる団体はたくさんあると思います。
世の中には「いい会社」と言われる会社はたくさんあると思います。
世の中には「いい国」と言われる国はたくさんあると思います。

 


では「いい人」ではなく「偉大な人」と言われる人になるにはどうしたらいいのでしょうか?
では「いい団体」ではなく「偉大な団体」と言われる団体になるにはどうしたらいいのでしょうか?  
では「いい会社」ではなく「偉大な会社」と言われる会社になるにはどうしたらいいのでしょうか?
では「いい国」ではなく「偉大な国」と言われる国になるにはどうしたらいいのでしょうか?

 


その示唆となるのが、今回の題目「Good to Great」という言葉なのです。
これは本のタイトルで、日本では「ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則」として販売されています。

 

その中でいろいろな内容があるのですが、特に重要なのがリーダーのあり方です。
この本ではリーダーを5段階に分けて説明しています。
 

 

・第一水準・・・有能な個人
    才能、知識、スキル、勤勉さによって生産的な仕事をする

 

・第二水準・・・組織に貢献する個人
    組織目標の達成のために自分の能力を発揮し、組織のなかで
    他の人たちとうまく協力する
   

・第三水準・・・有能な管理者
    人と資源を組織化し、決められた目標を効率的に効果的に追
    求する

 

・第四水準・・・有能な経営者
    明確で説得力あるビジョンへの支持と、ビジョンの実現に向
    けた努力を生みだし、これまでより高い水準の業績を達成す
    るよう組織に刺激を与える
    

・第五水準・・・第五水準の経営者
    個人としての謙虚さと職業人としての意思の強さという矛盾
    した性格の組み合わせによって、偉大さを持続できる企業を
    作り上げる

 

(『ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則』日経BP刊 31頁より)
 

 

ここでいう第五水準の経営者と第四水準の経営者との違いは、その能力ではなく倫理観にあります。
例えば第五水準のリーダーとは、「成功すれば部下の手柄、失敗すれば自分の責任」を地で行くタイプの人です。
ですから、ここではジャックウェルチやビルゲイツなどの有名な経営者は第四水準に分類されます。
 

 

つまり、能力や才能だけでは超えられない限界があり、
そこから先は倫理観や価値観が発展の鍵になるということになります。
 

 

私が思うに、なぜそうなのかといえば人は誰でも人間的に尊敬できる人を求めているからだと思います。
能力や知識や才能が信じるに値することも必要ですが、
人としてのマインドセットが信じるに値するかが問われているということになります。
特に地位が高くなればなるほどその傾向にあると思います。
逆に言えば、人として信じるに値する上司とともに仕事ができれば、
それがパフォーマンスにもつながるというわけなのです。
 

 

何かでリーダーや責任者をしているみなさん。
ぜひ自分で自分に問いかけてみましょう。
自分は他の人から見て、信じるに値するかと。
自分だったら自分を信じるだろうかと。
 

 

そして、手柄をすべて他の人のものにして、
また、責任をすべて自分のこととして、
そのスタンスに信念を持ちながら仕事ができるかと。
 

 

目指してみてください。
第五水準のリーダーに。
そのときみなさんは、「いいリーダー」から「偉大なリーダー」になるのです。
 

 

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