人は見た目が9割?

2009年 01月 18日

今日はコミュニケーションのあり方について考えたいと思います。

 

 

数年前にベストセラーになった「人は見た目が9割」という本、

皆さんは読んだことがありますか?
この本は「非言語コミュニケーション」について述べています。

 

 

非言語コミュニケーションとは

言葉以外の手段を用いたコミュニケーションのことであり、
表情・動作・声のトーンや声の質などが該当します。

 

 

この本では、人間が伝達する情報の中で

話す言葉の内容そのものが占める比率は7%に過ぎていないと述べています。
そして残りの9割は見た目、仕草、表情、声の質や声の大きさなどの
非言語コミュニケーションで決まってしまうとのことです。

 

 

しかしこれ、不思議だと思いませんか。

 

 

例えば、まったく知らない言語の映画を吹き替えと字幕無しで見たとしましょう。
果たしてそれでその映画の内容の9割は理解できるのでしょうか。
私にはそんな器用なことはできません。

 

 

異国の地を旅し、現地の人とコミュニケーションを取ろうとするときに
言葉が分からなくても伝えたい内容の9割は通じますか?
私はそういう経験をしたことがありますが、大変苦労しました。
9割なんて無理です。

 

 

「人間が伝達する情報の中で話す言葉の内容そのものが占める比率は7%に過ぎない」
という主張は全ての情報に適用できるわけでないのです。

 

 

つまり情報の「中身」によって変わってきます。

 

 

事実を細かくそして正確に相手に伝えようとした場合、
「話す言葉の内容」による情報の伝達にかなうものはないと言えるでしょう。

 

 

しかし、相手に好意・反感などの態度や感情を伝えようとした場合、
「非言語コミュニケーション」が効力を発揮します。

 

 

例えば、就職の面接を受けているA君がいたとします。
面接官の前で体が震えていて、こわばった表情で「私は緊張していません!」

と発言してもA君の言葉には説得力がありませんね。
緊張していることが一目瞭然です。

 

 

情報の中身によって適切なコミュニケーション手段を選ぶことが大切ということですね。

 

 

 

コメント一覧


新規コメント (名前と本文は必ず入力してください。)

※コメントは承認後に公開されます。