人生を変える箱の法則③

2009年 01月 05日

みなさん、明けましておめでとうございます。
今年もがん日は、続けられるだけ続けていきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いします。

 

 

さて、私のテーマは、昨年からの続く「箱」の法則についてのお話です。
今回はいよいよ「箱」から脱出する方法を紹介します。

 

 

   ▽   ▽   ▽   ▽

 

 

「箱」からの脱出を試みる際一番大切なことは、以下の事実に気付くことです。

 

 

それは、

 

 

「箱」というのは、他者との関係の比喩にすぎないので、
相手次第で「箱」の内側にも外側にもいられる

 

ということです。

 

 

つまり、人は相手や状況によって、

「箱」の内側にも外側にも同時にいられるのです。

 

 

ある人に対して「箱」に入ってしまったからといって、
すべての人に対して「箱」に入っているわけではないのです。

 

 

「箱」から脱出する第一歩は、
まず自分が誰に対して「箱」に入っているのかを自覚することです。

 

 

そして次に、「箱」に入っていない人との関係を思い描きます。
それは、家族や恋人かもしれませんし、親しい友人かもしれません。
あるいは尊敬している上司や先輩との関係がそうかもしれません。

 

 

誰にでも、
「この人とだったら、いつまでも一緒にいたい」
「一緒にいると安らぎや喜びを感じる」人がいるはずです。

 

 

その人に対するのと、「箱」に入っている人に対するのと、
自分の態度や接し方がどう違うのかをよく考えてみます。

 

 

特に自分が相手をどう見ているか、はたして「人」として見ているのか、
それとも「物」として見ているのかをよく考えてみましょう。

 

 

そして、自分が「箱」の中から対していた相手も、
実は自分と同じくきちんと尊重されるべきニーズや心配ごとを持った一人の人間だ
ということに気付いたその瞬間、人は「箱」から出るのです。

 

 

相手を自分と同じ大切な「人」として見はじめたとき、
「箱」は静かに音を立てて崩れ始めるのです。

 

 

つまり、「箱」から出るのに必要なのは、
自分の相手に対する「意識の変化」なのです。

 

 

最後に、「箱」から脱出するプロセスをまとめてみます。

 

 

①箱の兆候を探す(自分が誰に対して箱に入っているのかを自覚する)

 

②箱の外の場所を見つける
(箱の外にいられる人との関係、記憶、場所などを思い描く)

 

③箱に入っている人との関係に対して、以下のような質問をする
 ・この人が抱えている難題、試練、重荷、苦しみは何か?
 ・自分がその苦しみを増大させてはいないか?
 ・自分がその人をどんなやり方でないがしろにしてきたか?
 ・自分の優越、当然、体裁、劣等感などの箱が、

    どのようにその人との関係をゆがめているか?
 ・この人のために自分ができることは何か?

 

④自分がすべきだと感じていることに従って行動する

 

 

今、行われているイスラエルとパレスチナの争いも、
双方が完全に「箱」の中から相手や物事を見ている結果だと思います。

 

 

次回はシリーズ最後となりますが、

この法則を応用して和平を築く方法を紹介します。

 

 

Arthur

 

「人生を変える箱の法則①」

「人生を変える箱の法則②」

 

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