スポーツ観戦の極意

2008年 12月 20日

先日韓国で行われたフィギュアスケートのグランプリファイナル(GP)女子で
浅田真央選手がライバルの金妍児選手を抑え、見事に優勝を飾りましたね。
GPと言えば、各大会で上位に入った選手のみが出場できる、
いわば世界最高レベルの大会と言えるでしょう。

 

 

そこで浅田選手は「トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)」という大技を
2回も成功させるという女子の国際大会では初の快挙をも成し遂げました。
浅田選手、本当に凄いですね!

 

 

私はこの大会の様子をテレビで観戦していましたが、
これまでと少し違った視点で試合を見ていた私がいることに気が付きました。

 

 

私はスポーツを見るのが好きなので、フィギュアスケートに限らず
野球やサッカーなどさまざまな試合をこれまで見てきましたが、
応援しているチームや選手が勝つか負けるか
という観点で見ていた傾向が強かったように思います。

 

 

もちろん一日本人として浅田選手に優勝して欲しいという期待をもって
観戦していたというところもありましたが、
それだけでなく、この大会で一番素晴らしい演技をした選手が
勝って欲しいという気持ちももっていました。

 

 

だから、浅田選手のライバルの金選手の演技を観戦していたときは
「失敗してくれないかな」という気持ちが全く無かったと
断言してしまったら嘘になりますが、
それでも金選手にもこの試合に望むまでに培ってきた内容を
存分に発揮して欲しいという気持ちがありました。

 

 

このようなトップレベルの大会に出場できた選手たちは
私たちにはなかなか真似できないすざまじい努力を積み重ねたことで
ここまで来るができましたと言えるでしょう。

 

 

大会本番はまさにそういう選手たちのこれまでの集大成であり、晴れ舞台です。
フィギュアスケート選手の演技はほんの数分間で終わりますが、
そこに至るまでに多くのものを犠牲にしながら
涙ぐましい練習量をこなしてきたのかと思うと、
例え自分が応援している選手のライバルとは言え、
晴れ舞台での失敗を願うことはできないなあと感じました。

 

 

スポーツを通して私たちは多くの感動をもらいますが、
私たちの心を動かす一番の要素はその選手が栄冠を勝ち取るまでに至った
険しい道のりを知ったときではないでしょうか。

 

 

大きな夢の実現のために不屈の精神で努力をしてきた人の姿は
深い感動を与えてくれます。

 

 

勝ち負けだけでなく、そういう選手一人ひとりの背後を想うことで、
スポーツ観戦はより味わい深いものになるのではないでしょうか。

 

 

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