大分はチームではなくファミリーだ
2008年 12月 03日
ナビスコカップで九州初のタイトルを獲得した大分トリニータ。
県大会から出発した地方のクラブチームが、
資金豊富な大都市チームを押さえ栄冠にたどり着いた。
その原動力はどこにあったのだろうか?
どの特集でもいわれるとおり、大分の評価でよく聞くのは
「大分はすでにチームではなくファミリーだ」という評価だ。
胸スポンサー無しで始まり、不安を感じながら出発したはずである今期、
リーグ戦で優勝を争うようになり、
ナビスコカップで優勝した原動力について分析してみる。
チームがファミリー化することにより、生まれた効果
・逆境(マイナス)の情報を共有し、それを乗り越える力を得た
---胸スポンサー不在という不安から成績を落とすのではなく、
一致団結し、新しい歴史を作ろうと発想できた。
・チーム・監督との強い信頼関係
---信頼により、選手交代の際、
不満・ストレスがなくなり、戦術が組みやすくなる。
・戦術理解の向上
---監督への信頼から、大分の特徴である守備がうまく機能した。
・仲間の活躍が自分のモチベーションをあげる。
自分の活躍がチームのモチベーションをあげる。
・外国人選手と日本人選手の壁がなくなる
---ナビスコカップの高松選手のMVPを
エジミウソン選手が「自分のことのようにうれしい」とコメントするなど。
・ベテラン選手のモチベーションと若手選手の活躍
---戦術をベテラン選手が理解し、それを若手選手に伝える。
今期は浦和のチーム崩壊がわかりやすい比較になっている。
ファミリー化しタイトルを取った大分。
選手とサポーターが対立、選手同士が対立、6年ぶりにタイトル無しに終わる浦和。
明暗が分かれる結果となった。
(まる)
