共通の目的

2008年 12月 01日

ある映画によると、力を持て余している少数の団体の結束を固めるためには、
団体以外の共通の敵を見つけることだそうです。

 

 

その敵を攻撃することで、仲間意識が生まれていきます。
十字軍のときも、ホロコーストのときもそうでした。
近隣諸国の反日運動もしかり、おそらく他国の民族紛争も、

多くの場合はそういう理由が含まれているのだと思います。

 

 

そして、それを支えるために、軍需産業が発達し、

戦争をしなければ生計を立てられない人や国家が形成されてきました。
その経済の仕組みが複雑に絡まって、

平和を作るにあたって、大きな妨げになっているのでしょう。

 

 

そう考えると『共通の目的』は、驚くべき力を発揮するものです。

 

 

自国愛、民族愛を中心に、正義を掲げて他国を攻撃することで、

世界の仕組みも作り上げてしまいました。

 

 

でも、その『共通の目的』は敵を作るといった、

攻撃的なものでないといけないわけではありません。
愛を中心にすることもできるはずです。

 

 

では、なぜ攻撃的だったのか。

 

 

『共通の目的』が、国内の怒りや不安によるエネルギーを

発散させるためだったからです。

 

 

怒りや不安を充満させた愛のない社会の仕組みが原因だということもできますが、
ここではそれは置いておくとして、そういう強いエネルギーも

やはり1つの目的が掲げられたことによって爆発するのです。

 

 

たとえば“相互間平和”という目的を掲げてみます。
一時は自分の感情を否定しなくてはいけないし、

自分を犠牲にしないといけないかもしれません。

 

 

でも、それほどまでに相手のために尽くしていくこと、
つまりサービス活動でエネルギーを発散させていくことができれば、

戦争が続いてきた時代を逆転できるのではないでしょうか。

 

 

それが進めば、軍需産業が衰退し平和産業が栄えて、

平和のために働くことで生きていける世界の仕組みができれば、

大きく前進するとは思います。

 

 

とはいっても、考えるのも、言うのも簡単ですね。

 

 

戦争は遠い国の出来事ではありません。
いつ争いに巻き込まれるか分かりません。

 

 

まず目の前の1人から尽くしていくことが平和につながるのだと、

ピースメーカーとして行動を起こしていきたいですね。

 

 

midori

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