情報化社会の落とし穴
2008年 11月 26日
私たちのまわりではたくさんの情報で溢れています。
テレビ、新聞、インターネットなど私たちは日常生活の中で多くの情報を受信し、
無意識のうちにその影響を受けながら行動していると言えるでしょう。
ここで一つ抑えるべきことがあります。
それは、どの情報にも必ず発信元があり、
そこは何か意図があって情報を発信しているということです。
そして、その意図はさまざまと言えるでしょう。
例えば、テレビ局はどんな基準で情報を発信しているか、考えたことがありますか?
・視聴者にとって有益な情報を伝達する
・視聴率を上げる
・テレビ局が意図する世論形成のため
・スポンサーの圧力
私はざっと上記のものが思い浮かびました。
実際テレビ局の中を見たことがないので、どこまで当たっているか分かりませんが、
どれもあり得る話だと思いませんか?
ここ数年マス・メディアが取り上げるのが好きな話題として
青少年問題というのがあります。
1997年の神戸小学生連続殺傷事件
(「酒鬼薔薇聖斗」が連日ように報道された事件です)のように、
青少年が犯した残酷な事件を大々的に取り上げ、
マス・メディアは青少年凶悪化説を唱えてきました。
そして私自身も、そういうメディアの影響を受けてかそのように思ってきました。
しかしここで一歩立ち止まって、
果たして本当にそうなのだろうかと熟慮することは大切なのではないでしょうか。
警察が発表した戦後からの20歳未満の殺人検挙者数の
人口比の推移を示したデータを見たことがありますが、
検挙者数は増えているどころが1950年代をピークに減っています。
これはマス・メディアの主張とかみ合わない情報であり、
そのまま見過ごしてはならないと思います。
ここで私が主張したいのは青少年凶悪化説が間違っているということではなく、
マス・メディアから発信される情報を鵜呑みにするのはいかがなものかということです。
テレビ局の例のように情報発信者には必ず何か意図があるものです。
その意図に乗ることで私たちにとってプラスになるのならまだしも、
不利益を被ることだってあり得るのです。
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