MDGsについて考えたこと

2008年 11月 19日

MDGs(ミレニアム開発目標)ってご存知ですか?
国際協力・国連などに関心があれば知っている方も多いかもしれませんね。
私も先日、MDGsのパネル展示をする機会がありました。

 

 

MDGsは、2000年の国連サミットで189カ国が採択した

国連ミレニアム宣言から作成された貧困解決のための目標です。

 

 

極度の貧困を半減させる、HIV/AIDSの蔓延を食い止める、

初等教育を完全に普及すること、などの8つの目標からなっています。 

 

 

2015年までに11ドル未満で生活する人口比率を半減させる」

2015年までに5歳未満の死亡率を3分の1に減少させる」

といった2015年という達成期限と具体的数値目標を掲げているのが特徴で、

日本など先進国も国際社会の一員として責任を果たすことが求められています。

 

 

MDGsに関して詳しくはこちらを参考にしてください。
http://www.mofa.go.jp/Mofaj/gaiko/oda/doukou/mdgs.html

 

 

こうした目標を掲げる背景には、
「地球上の5人に1人(12億人)が11ドル未満の所得で生活をし、

 7人に1人が慢性的な飢えに苦しんでいます。

 日本のように食べるものがいつでも十分手にはいるのは、

 世界のおよそ2割の人だけ。

 世界の食料援助総量740万トン。

 日本の家庭から捨てられる食料1000万トン」

といった、直視することも苦しい現実と、

国際社会な格差(南北問題)という社会背景があります。

 

 

1990年代に11ドル未満の所得で暮らす貧困者の割合は30%でした。

現在は23%まで改善されています。

貧困もこれらの8つのゴールも、国際社会がゴール意識をもって

本気で取り組めば達成できる目標なのです。

なのに、ODA、国際支援さえ、国益によって判断されるし、

政策の道具となってしまっていて、現状では目標達成が難しいといわれています。

 

 

私たち一人ひとりも地球の反対側で起こっていることも、

もはや「遠く離れた世界の出来事」と考えてはいけないでしょう。

整理された数字・グラフを見て大変だな、と思うのではなく、

その一人が置かれた状況に関して思いをよせ、

「もし私の親が、兄弟姉妹が、息子娘が、飢えや病気で苦しみ、

生きる希望さえ与えられていないとしたら、どうだろう」。

そんな痛みを、自分の胸で感じられる想像力をもつことが最も重要だと感じます。

 

 

(ぽん)

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