おもひではきちんとバックアップ
2008年 11月 17日
このがん日も、2007年11月に始まってから、何とか1年続きました。その間、様々な記事が登場しましたが、真面目な記事が多い中で、最も異色だったのが、対話形式記事である、この「やっくんとれっくんの時事放談」シリーズではなかったかと思います。今回のテーマは1周年にふさわしく「おもひではきちんとバックアップ」。効果的なデータバックアップの方法について、今回はかなりマニアックに放談していきます。
【J】 どうも~。やっくんで~す。
【L】 れっくんで~す。
【J】 いや~。このがん日も、もう1周年ですねぇ。
【L】 そうだねぇ。自分たちの「時事放談」も、
考えれば、もう12回以上は続いているわけだ。
そう考えると、すごく社会に対して申し訳ないよね。
【J】 って、申し訳ないんかい!
ほ、ほら、もっと自分たちの記事に自信を持ちましょうよ。
たとえば、オリジナリティって点では、
結局、この漫談形式の記事って、自分たち以外、
がん日では誰もやってないですからね。
【L】 何ィィ! 「漫談形式」だとぉ!
「対話形式」の間違いではないのかぁ!
【J】 で、でも、Service for Peaceで不定期発行してる
「PEACE MAKER メールマガジン」では、
最近のメルマガで、がん日について、
「20数人で担当していますから、
人それぞれ個性があって楽しいですよ。
漫談形式のものもありますし。」
って、紹介されてましたよ。
【L】 女将を呼べ!
【J】 普通「社長を出せ!」とかだろうがよぉ!
Service for Peace事務局に女将はいねぇよ!
【L】 って、まぁ、冷静になってみれば、
その漫談形式とやらが、自分たちの記事とは限らないわけだ。
自分らは、あくまでプラトン流執筆流儀「対話篇」を、
そのままパクっただけだしね。
【J】 すげぇな、プラトン。
じゃ、『ソクラテスの弁明』『国家』とかの作品って、
こんなノリで書いてんのかよ。
【L】 いや、たぶん、ホントは、プラトンも、
こんなノリで書いてるはずなんだけど、
昔のギリシャ語を訳してる間に、
文章がおカタくなったんだよ、きっと。
【J】 どこから出てくんの、その確信……
じゃ、自分らの記事も、翻訳されるうちに、
格調が上がってきますかね。
数百年後には、対話篇として名が残るかも。
【L】 いやぁ。自分らの記事、というより、
がん日の記事全部が、数百年後まで保存されるかどうか、
それは、何ともいえないよねぇ。
【J】 というと?
【L】 このがん日の記事、というより、
Service for Peaceのページのデータ全部が、
Webサーバーに保存されてるんだけど、
そのWebサーバーが壊れたら、
一瞬で、全データがロストする可能性もあるわけだ。
ホントは脆いコンピューター
【J】 え~っ! そんなに簡単にサーバーとかPCって、
壊れたりしないでしょう。
【L】 甘い! お前の言っていることは水あめのごとく甘い!
だからお前はアホなのだ。
【J】 なんか、腹立つことこの上ないんですが、
とりあえずすみません。
【L】 もう、サーバーとPCほど、繊細な生き物はないといっても、
過言ではないくらいだ。
たとえば、激しい落雷があったりすると、
それだけでサーバーに過電圧が!
その衝撃でマザーボード(※1)がクラッシュ!
最悪ハードディスクもダメになりズギャアァァ!
【J】 ま、まぁまぁ。落ち着いて下さい。
【L】 まぁ、落雷等の過電圧に対しては、
サーバーではUPS(無停止電源装置)(※2)を導入したりすれば、
何とかなるんだけどね。
個々人の家庭では、雷サージ対策グッズ(※3)をそろえれば、なんとか。
【J】 ふぅん。じゃ、大丈夫じゃないですか。
【L】 甘い! 甘いぞやっくん!
もはや韓国やタイとかで売っている、
砂糖だらけのコーヒーのごとく甘い!
【J】 もう、ツッこむのも疲れてくるんですけど。
【L】 企業とかには、それこそ信じられないくらい、
ウィルスメールが届いてるんだ。
たいていは、サーバーで食い止めてるんだけど。
でも、社内の人間がうっかりウィルスにまみれた
USBメモリを社内PCに挿したりして、
そこからPCやサーバーにウィルスが感染!
最悪はサーバーの初期化!
また、恐ろしいほど届くスパムメール(※4)で、
サーバーの処理が圧迫され、
最悪はサーバークラッシュ!
最悪ハードディスクもダメになりズギャアァァ!
【J】 ……いやぁ。ホントに、
いつサーバーとかPCって、壊れてもおかしくないんですね。
ま、それ以上に、いつれっくんが壊れてもおかしくないんですが。
【L】 ようやく気づいたのか、この馬鹿弟子があっ!
【J】 いや、別に弟子になった覚えはないんですけど…
じゃあ、万一に備えて、
自分らのPCデータをバックアップするには、
どうしたらいいんでしょう?
ま、手動で定期的に別のハードディスクに、
データをコピーしてもいいんですけど、
それって、めんどいじゃないですか。
どうせなら、自動でバックアップしててほしいなぁ。
CAとお呼びっ!
【L】 あぁ、そういった自動バックアップをやってくれるソフトも、
ちゃんとあるよ。
やっくんは、「CA」って知ってる?
【J】 えっ? キャビンアテンダントですか?
別名スチュワーデス、通称スッチーですか?
【L】 なんで、この文脈でスッチーについて、
話さないといけないんかねぇ。
そうじゃなくて、
「コンピューターアソシエイツ(Computer Associates)」って会社だよ。
でも、今は「CA」が会社の正式名称だからね。
【J】 で、そのCAって会社で、バックアップのソフトを売ってるんですか?
【L】 ああ、あるんだなぁ。これが。
ARCserve(アークサーブ)ってソフトなんだけどね。
これを導入しておけば、
スケジュールによるデータのバックアップから、
サーバクラッシュ等の惨事からの即時復旧まで、
なんでもござれだよ。
【J】 ほぅ。それはすばらしい。
で、気になるお値段は?
【L】 ま、オプションも充実させようと思ったら、
数十万円くらいかかるんじゃない?
【J】 う~ん。Service for Peaceのサーバーには、
それくらいあってもいいと思うけど、
一個人が買える値段じゃないなぁ。
なんか、カネをかけずになんとかできないですか?
【L】 まったく、わがままだなぁ。じゃ、
xcopyでバッチつくって、それをタスクに仕込めばいいんじゃね?
【J】 はい!?
お値段タダでできる、データバックアップ
【J】 ていうか、お前言ってること、わけ分かんねぇ。
まず、xcopyって何よ?
【L】 いや、そういうコマンドの名前だよ。
説明するのも長いんで、まぁ、こちらを見てよ。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/446xcopy/xcopy.html
【J】 ……ていうか、れっくんの言ってるホームページ見ても、
なんか、絶望的なほど、さっぱりわかんねぇ。
第一、このホームページでもあたりまえのごとく出てる、
バッチってなによ?
昔はやったアニメ『みなしごパッチ』の親戚か何かかぁ!
【L】 いや、別に『みなしごパッチ』とは、なんら関係ないけどね。
バッチファイルってのは、
MS-DOSのコマンド(命令)を記述したファイルのこと。
拡張子batのファイルで、中身は普通のテキスト形式なんだよ。
まぁ、そんな定義はどうでもいいんで、
バッチファイルのつくりかたは、こちらを見てよ。
http://www.tkssoft.com/cmd/cmd000.html
【J】 なんか、説明しようとすると、
さらにわけわかんねぇ用語が頻出するってのは、
もはや無限地獄をほうふつとさせるよね。
じゃ、最後にせめてもう一つ。タスクってなに?
カリカリの食パンっぽいやつか!?
【L】 それ、ラスクだから。
まぁ、タスクってのは、スケジュールで
プログラムを動作させることができるわけよ。
ま、こちらを参考にしてみてよ。
実行するプログラムを選択するときに、
さっきのバッチファイルを指定すればいいわけ。
http://www.accessclub.jp/samplefile/help/help_220_1.htm
【J】 うぅ。頭から煙が出てきそうだ。
こうでもしないと、タダでバックアップは、
できないんですかぁ?
【L】 ま、フリーソフトを使えば、別に簡単なんだけど。
こんなのはどうかな?
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se061150.html
【J】 最初から、それを説明しろぉ!
最後に
【J】 それにしても、今回は、人によっては、
かなりしんどい内容だったんじゃ……
【L】 確かにねぇ。
わけのわかんない用語を説明するってのは、
やっぱりしんどいよねぇ。
【J】 要は、今回言いたかったことって、
パソコンは壊れやすいから、
定期的にバックアップしとけ、ってことですよね?
【L】 ま、そうなんだけどね。
パソコンの中には、機密情報とか、
いろんなデータもあるケースがあるし、
そういった保護には、神経を使わないとね。
【J】 でも、パソコンならぬ人間にとって、おもひでというのは、
完全にバックアップすることは、難しいですよね。
日記や写真を使っても、忘れるときは忘れるし。
自分の都合の良いように、記憶がすり替わってたりするし。
【L】 ま、だからこそ、人間ってのは、
機械とちがったおもしろさがあるわけですな。
【J】 せいぜい、このがん日の記事が、
誰かのおもひでに残るよう、
自分たちも頑張るとしますかね。
※1 マザーボード
パソコンの土台のようなもの。ファーザーボードはありません。
※2 UPS(無停止電源装置)
雷とか停電とかでパソコンに電気がいかなくなっても、
パソコンが強制シャットダウンされるのを防いでくれます。
※3 雷サージ対策グッズ
専用のコンセントなどがあります。
※4 スパムメール
一般に電子メールを使った広告や勧誘等で、
不特定多数に一方的に送り付けられるものをいいます。
スパムメールの起源は、こちらを参考に
http://www.iftech.or.jp/center/issr/dictonary/spam.htm
(J&L)
