ホワイトバンドってその後、どうなったかな~
2008年 11月 10日
ちょっと思い立って、「ホワイトバンド」でググってみました。
いやはや批判の多いこと。
検索した最初のページの半分くらいがそういう趣旨のものでした。
ホワイトバンドについては、仕掛け人の一人の
マエキタミヤコさんの説明が一番分かりやすいので、引用します。
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「ほっとけない世界のまずしさ(ホワイトバンド)」は
それまでの貧困解消運動を「チャリティからアドボカシーへ」
大きくシフトさせた画期的なキャンペーンでした。
それまでのキャンペーンはほとんど、
寄付→お金集め→現地へ送金、という流れでした。
それまで単一的だった、寄付→送金、という善意の流れに、
寄付→世論形成→政策変更(アドボカシー)、
という流れを新たに加えることにしました。
あまりにも凶暴な貧困に対し、
個々人の善意をお金として集め現地へ送金するだけでは、焼け石に水。
足りない。
それよりも、人々の善意で正当な政治の流れを作り、それで事態を改善するのだ。
「チャリティ寄付からアドボカシー(政策提言)へ」というシフトは、
それまでの数十年の経験を経て、
世界中のNGO(市民団体)が到達した、ひとつの回答だったのです。
詳しくは→
http://eco.nikkei.co.jp/column/maekita_miyako/article.aspx?id=MMECcc002020092007
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それに対する批判のポイントは…
① 貧しい人のところへお金が行っていない(またそのことに関する説明不足)
② キャンペーンを構成している団体が中国・北朝鮮寄りである
③ 有名人を使用したことは効果的だったが、逆に一過性のブームで終わってしまった
といったところでしょうか。
政策提言の最大のものはアフリカの債務帳消しですが、
それをして本当に貧困解決に役に立つのか?という批判もあります。
個人的にはここが一番気になります。
結局、債務帳消しにしたら、そのお金で武器を買うだけじゃないの
という批判が一番痛いところを突いていると思います。
アフリカの貧困の大きな原因が内戦になるのは周知の事実であり、
そこを意図的に無視しているのではないかというわけです。
日本国内にアドボカシーそのものに対する理解がなかったというより、
アドボカシーの内容に対するオープンな議論の場の提供が不十分だったのが
ホワイトバンド批判の最大の原因なのではないでしょうか。
もちろん、マエキタミヤコさんも指摘されているように、
日本においてアドボカシーやロビーイングの実効性が
信じられていない(そんな歴史がない)ということもあるでしょう。
私は、ホワイトバンドの最大の功績は、何より
「チャリティで世界は救えない」ということを
白日の下に晒したことではないでしょうか。
(Aki)
