『P.S.アイラヴユー』に綴られる愛について

2008年 11月 04日

初めの1行を読み始めてから、読み終わるまで、この本は私を離しませんでした。
電車を乗り換えるわずかな時間でも本を開き、

電車に乗れば数分で眠ってしまう私に眠気すら襲わせず、

次の日早くても、夜遅くまで読みふけってしまいました。

 

 

ストーリーはこんな感じです。(映画とは少し違います)

 

 

最愛の夫ジェリーを亡くしたホリーが生きる希望を失っている時、

ある小包が届きます。
それは、1か月ごとに開けるように指示された夫からの10通の手紙でした。

 

 

「生き返ってくれれば、毎日喧嘩しても、お金がなくて住む家がなくてもいい。

 彼さえいてくれれば…」

 

ふさぎ込むホリーにジェリーは手紙で語りかけます。

 

 

「君は一人では生きていけないとぼくに言ったね。

 でもきっと生きていけるよ、ホリー。 

 君が必要なときは必ずぼくが近くにいることを忘れないで。 

 P.S.アイラヴユー」
 

 

ホリーが失望から立ち直り、新しい人生をスタートするために必要なことを

ジェリーは1つずつ指示してくれます。

 

 

ホリーが1人で生きていけるように語りかける手紙からは、

ただホリーの人生のためを思うジェリーの心が映し出されています。

 

 

お互いの魂と人生がお互いの中に存在する愛の美しさ、

ただその人のために自分が存在することの尊さを教えられる作品でした。

 

 

相手を自分のものとして束縛したり要求したりせず、

駆け引きしたりするのでもない、相手の幸せだけを望む純粋な愛と、友情、

そして家族愛をたっぷり感じられる内容です。

 

 

生きるためには愛が必要。心の通い合う場が大切。
分かっているようでも、普段、どれだけ人を大切にする心を中心に動けているでしょうか。

 

 

人を大切にし、愛したい気持ちにさせられるピュアな物語でした。

 

 

忙しすぎて心が枯れている人には特に、

また世界は愛の力が一番強いと思う人にはぜひ読んでいただきたい本です。

 

 

midori

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