人生を変える「箱の法則」①

2008年 11月 03日

今回からは、最近私が知って感銘を受けた「箱の法則」というものについて紹介したいと思います。

 

 

「箱の法則」とは、アービンジャー・インスティチュート(http://www.arbingerjapan.com/)という団体が提唱している人間関係の法則で、徐々に口コミで広がり、いまや世界各国でさまざまな企業や個人が学び始めているそうです。

 

 

この法則をひと言で説明すると、まさしく私たちSERVICE FOR PEACEでも強調している“Inside Out”による問題解決の手法で、自分自身の“あり方”を変えることによって、身の回りの人間関係のトラブルから世界レベルで起こっている紛争まで、すべての問題が解決していくというものです。

 

 

「箱の法則」の要点を整理すると、以下のようになります。

 

 

・私たちは一生、選択しながら「箱」を作っていく
 そして知らず知らずのうちに、その「箱」の中からすべての物事を見つめるようになる
・私たちが「箱」の中から行動を起こした場合、たとえその行動が正しいものであったとしても、問題は解決しない
・すべての問題は、まず私自身が「箱」から出られるかどうかにかかっている

 

 

では、その「箱」とは一体何なのでしょうか?

 

 

それはひと言で言うと、“自己正当化”だとこの法則では説明しています。

 

 

私たちが人を責めたり、人に対してするべき行動を避けたりするたびに、それを正当化する必要が出てきて、それが「箱」となって自分の回りを塗り固め始めます。
(ちなみに、箱には①「優越」の箱 ②「正当」の箱 ③「当然」の箱 ④「劣等感」の箱の4種類があります)

 

 

一度「箱」に入ってしまうと、すべてを「箱」の中から見つめるようになるため、他人がある行動を起こすたびにその「箱」はさらに正当化され、だんだんと厚く強固になっていくのです。

 

 

また「箱」に入っていると、相手や周りをゆがんだ眼で見て非難するようになり、それによって相手も自分に対して「箱」に入ってしまうようになるのです。

 

 

そして「箱」に入ったもの同士がお互いを非難し合って、お互いに「箱」を強固にしている、これが『共謀』と呼ばれる状態です。

 

 

世界ではいろいろなところで、この『共謀』が起こっています。
日常の人間関係の対立から始まり、一国内においては与党と野党の対立、世界的にはパレスチナをめぐるアラブ諸国とイスラエルの争い、アメリカとテロ組織の戦いなど、すべては「箱」に入ったもの同士の『共謀』関係だと言えるのです。

 

 

さて、ではどうやったら人は「箱」から抜け出し、他者と平和な関係を築くことができるのでしょうか?
「箱」から脱出するためには、まず「箱」ができあがるプロセスを知らなければなりません。
次回は、そのプロセスについて説明します。

 

Arthur

 

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