がばいばあちゃんがゲーム化!?

2008年 10月 20日

 最近、朝晩少し肌寒くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今日のがん日は「やっくんとれっくんの時事放談」でございます。今回のテーマは「がばいばあちゃんがゲーム化!?」。ゲーム業界の現状とかも見つめつつ、今回はかなりマニアックに放談していきます。

 

【J】 どうも~。やっくんで~す。

 

【L】 れっくんで~す。

 

【J】 れっくんは『佐賀のがばいばあちゃん』って知ってます?

 

【L】 あぁ知ってるよ。「やばいばあちゃん」だよね。

 

【J】 いや、「がばいばあちゃん」ですからね。

    やばいばあちゃんだと、ただの危ない婆さんじゃないですか。

 

【L】 じょうだんだって、じょうだん。

    これって、島田洋七さんの子どものときの話なんでしょ?

    洋七少年がお母さんに電車から突き落とされたり、

    ばあちゃんが磁石をぶら下げて歩いてたり、

    川から流れてくる野菜を食べたりする話でしょ?

 

【J】 ま、まぁ、間違ってはないですけど……

    ホントの『佐賀のがばいばあちゃん』については、

    こちらからどうぞ。

http://www.gabai-youchan.com/

 

【L】 2007年にはついに舞台にもなったからねぇ。

 

【J】 やっぱり、どんな逆境でも、前向きに生きる姿が、

    感動的なんだと思いますよ。

 

【L】 今後は、格差社会も拡大していくだろうから、

    そういった意味でも、時宜にかなっているんじゃないかねぇ。

    「たとえ、ずっと貧乏だったとしても、幸せなんだよ」みたいな。

 

【J】 で、今回のテーマは「がばいばあちゃんがゲーム化!?」。

 

【L】 そうそう、20089月くらいに、その構想が持ち上がったらしいよ。

    20092月ごろにDSで発売予定なんだけど、

    ジャンルの詳細はまだ完全には決まっていないようなんだ。

    さて、この感動作が、どんなゲームになるんだろうかね?

    

【J】 まぁ、普通に考えれば、ノベルゲーム形式(※1)に近いものに

    なるんでしょうかね。

    

【L】 「心を打つ感動小説とかをゲーム化するときは、ノベルゲームが無難」

    あぁ。なんてありきたりな発想なんだろうか。

    世の多くの成功者たちは、その「ありきたりな発想」を、
   
    常に打破してきたんだよ?

    君、ハワード・シュルツを知っているかい?    

 

【J】 いや、全然知らないですけど。

    なんで、がばいばあちゃんの話に、外国人が出てくるんですか?

 

【L】 いや、ハワード・シュルツは「スターバックス」の創始者だよ。

    「コーヒーは安いのが当たり前」という既成概念を打破して、

    ちょっと高くておいしいコーヒーを普及させた人だよ。

 

【J】 なんか、「既成概念の打破」ってテーマで、

    ハワード・シュルツを出してる時点で、

    ありきたりな発想な気がするんですけどね。     

 

【L】 ぐっ。ま、まぁいいじゃん。

    それっぽいセミナーでは、たいていハワードの話してるよ?

    で、本題としては、がばいばあちゃんのゲームのジャンルなんて、

    常識のワクをひとたび取り外せば、

    いくらでも可能性があるってことだよ。

 

【J】 ……もう少し違うところで、常識のワクを取り外したほうが、

    社会のためにいいと思うんですけど…

 

がばいばあちゃんのゲーム内容を大胆予測


【L】 まぁ、とはいえ、あまりに飛躍したことを言うと、

    これを見ている人に失礼だから、

    最近の事例を踏み台にして、がばいばあちゃんのゲーム内容を

    考えてみたい。

 

【J】 自分たちの記事自体が、がん日を見ている純粋な人たちに

    失礼な気がするんですが… 

    で、その最近の事例って?

 

【L】 うん。最近、映画のキャラクターが、

    全然関係ないゲームにサプライズゲストで登場してる事例が、

    いくつかあるんだよ。

    一種のキャラクター商法というか、

    メディアミックス商法とでもいうか……

 

【J】 ほぅ。たとえば?

 

【L】 かの有名な「スターウォーズ」のダースベイダーとヨーダが、

   『ソウルキャリバー』という、スターウォーズと全然関係ない格闘ゲームに、

    キャラクターの一人として出てたりしてるんだ。

    もちろん、正式にルーカス側に許可とってるよ?

 

【J】 へぇ。すごいですねぇ。

    で、それとがばいばあちゃんの、何が関係あるんですか?

 

【L】 いや、『ソウルキャリバー』次回作に、がばいばあちゃんが出るんじゃね?

 

【J】 絶対ありえねぇ。大体、がばいばあちゃんの武器は何なんですか?

 

【L】 磁石とか、いいんじゃない? あれ、結構大きかったし。

    

【J】 ……いや、そんなの、それこそ「やばいばあちゃん」じゃないですか。

    もう少し、他の方向性でいきましょうよ。

 

【L】 いいアイデアだと思ったんだけどね。

    じゃあ、今の世の流行に便乗して、

    『モンスターハンター』的なゲームにするってのはどうかな?

    貧乏なばあちゃんが、

    日々の糧をモンスター倒してゲットするっていう流れで。

 

【J】 ちょっと待て。ばあちゃんが巨大モンスターを倒すってのか?

    第一、洋七少年関係ないじゃん。

 

【L】 じゃあ、洋七少年が、

    巨大モンスターを操るばあちゃんと戦うってのはどうよ?

 

【J】 ……なんで、ばあちゃんが巨大モンスターを操ってんの?

    そんなゲーム作ると、どこぞから訴えられるから、

    他のジャンルにしましょうよ。

 

【L】 じゃ、じゃあ、豊富なミニゲームがたくさん、ってのはどうか?

    たとえば、途中で洋七少年のお母さんが、

    洋七少年を電車から押し出すときに、

    タイミングよくボタンを押さないと、

    洋七少年が電車から降りなくてゲームオーバーになるとか。

 

【J】 そ、そこでゲームオーバーかよ!    

 

おいしいクソゲーの真実


【J】 ……う~ん。どれもこれも、あんまり面白くなさそうな気が…

    ミニゲームは、まぁ、ありだと思いましたけど。

 

【L】 面白くないゲーム、またはわけわかんないゲームってのは、

    通称「クソゲー」って言われるんだよね。

 

【J】 とりあえず、れっくんの案を採用すると、

    なんとなくクソゲーができそうな気がします。

 

【L】 まぁ、真面目な話、テレビゲームができてから、

    これまで数多くの「クソゲー」が生み出されていったんだけど、

    なんで「クソゲー」が生み出されてきたと思う?

 

【J】 いやぁ。さっぱり分かりません。

 

【L】 一見、理由はたくさんありそうだけど、

    実は大きな理由は3つしかない。


  ①ハードメーカー(ゲーム本体)がゲーム本体のスペック(性能)に

   合わないゲームを無理に押し込む   


  ②ソフトメーカー(ゲームソフトを作る会社)の社長や部長クラスが、

    現場の状況を知りもしないで、

    自分の趣味とかありがちな流行を取り入れるよう口出しする


  ③ゲームプログラムを作る下請け会社が手を抜く

 

【J】 「がばいばあちゃん」の場合、極端な話、

    島田洋七さんが製作途中で変な横槍を入れると、

    クソゲーができる可能性があるってことですね。

 

【L】 でも、これって、ゲーム業界のみならず、

    一般の企業とか、あるいはNPOとかでも、

    案外ありそうな気がするね。

    「自分たちの持っているビジョンに合わない事をやってるNPO」とか

    「委託事業を手を抜いてしまうNPO」とか

 

【J】 まぁ、NPOとかだと、普通は現場の状況を知らない代表とかって、

    そんなのいないですから、これは企業の事例になりそうですけどね。

 

【L】 多くのクソゲーの屍を超えて、

    最近はゲームの質も上がっているよね。

    これは、ゲームをするユーザーの目が

    肥えてきているところが大きいんだけどね。 

 

【J】 そう考えると、企業やNPOの質が上がるかどうかは、

    そこに携わる利害関係者(ステークホルダー)の目が

    肥えてくるかという視点も、結構重要ですよね。

 

最後に

 

【J】 それにしても、今回のテーマは、かなりマニアックだったと思いますよ。

    ゲームをあんまりやってない人は、ちょっと引いたかも。

 

【L】 でも、それでも最後までこの記事を読んだならば、

    その人は、そういった価値観とかのギャップに対して、

    真摯に取り組もうとしている人だよね。

 

【J】 異なる価値観に対して、

    「自分が絶対に正しい」と相手を変えようとしたりするのではなく、

    かといって相手の価値観を絶対視するのでもなく、

    互いのいいところ、悪いところを見つめながら歩み寄っていかないと、

    本当の相互理解はない、というところですか。

 

【L】 私たちも、がばいばあちゃんのように、

    おおらかな心をもたないといけない気がするね。

 

1 ノベルゲーム形式

 コンピューターで読む小説であり、画面全面に表示される文章をメインに音と絵が加わったもの


  (J&L)

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