100の言葉より1つの行動

2008年 10月 16日

先日、ある本を読んでいたら、面白い実験データが紹介されていました。

 

 

アムステルダム大学のヴァン・デン・プッテ教授が行った実験ですが、

ある新発売のチョコレートバーを宣伝する広告で、

どういった宣伝文句が一番人々を惹きつけるのかを調べたものです。

 

 

教授は被験者に3種類の広告を見せました。

 

 

一つ目の広告は、

「このチョコレートバーは、もうみんなが食べているよ!」

という社会性に訴えた広告。

 

二つ目の広告は、

「このチョコレートバーは、とてもおいしいよ!」

と、利益に訴えた広告。

 

三つ目の広告は、

何の宣伝文句もなく、

一人の人がそのチョコレートバーをおいしそうに食べている広告。

 

 

結果、広告を見てそのチョコレートバーを買いたいと思った人の割合は、

 

一番目の広告…8
二番目の広告…19
三番目の広告…42

 

と、三番目の広告が一番効果があることが明らかになりました。

 

 

これは普段私たちも経験的によく感じていることだと思います。
いろいろと言葉を並べて説得するより、

自分が実際に使ってよかった経験を話した方が効果がありますし、

人が楽しくやっている姿を見て、自分もやりたいと思うものです。

 

 

先日、私にもこのことを強く感じるある一つの出来事がありました。

 

 

それはプロジェクトの打ち合わせのための

あるボランティア団体を訪れたときのことですが、なんとそこに、

以前私たちがやっていた清掃活動によく参加してくれていた人がいたのです。

 

 

話を聞いてみると、その人がその団体に関わるようになったきっかけが、

私たちの清掃活動に参加したことだというのです。

 

 

しかも、清掃活動自体がよかったというのではなく、

その活動をイキイキとやっている私たちの姿を見て、

自分もあのようになりたいと思って始めたというのです。

 


手前味噌な話で申し訳ありませんが、

いくらボランティアや社会貢献はすばらしいと訴えたとしても、

やっている人たちに魅力がなければ何の説得力もありません。

 

 

まずは自分たちが、

人から「私もあのようになりたい」と思われる人になれるかどうか、

そこにかかっていると思います。

 

 

私たちもまだまだですが、

NPOやボランティアに積極的に関わる生き方を、

かっこよく、そしておしゃれな新しいライフスタイルとして発信できるよう、

もっともっと自分自身を磨いていきたいと思います。

 

 

Arthur

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