情報化社会の省電力化(2)
2008年 09月 17日
以前、 「情報化社会の省電力化」という記事で、Atomを紹介しました。
9月9日にIntelがまた革新的な製品が発売したので追記したいと思います。
発売されたのは、Intel社製のSSD X25-M,X18-M(※1)です。
他社のSSDのスペックを大きく上回る製品となり話題となっています。
省電力化についての記事ですので、そこに着目して紹介します。
その他の速度やスペックに関する記事はこちらを参考に
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080909/314488/
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/09/09/x25m/index.html
パソコンの省電力化は年々進み各パーツとも省電力が進んでいますが、
電力消費はCPU、グラフィックチップ、HDDが大きく占めています。
CPUとグラフィックチップは複雑な計算処理のため、
HDDは内臓ディスクを回すためのモーターに電力を消費します。
SSDになって、どれほど電力消費どれほど変わるのかというと
たとえばHGST2.5インチ120GBのHDDでは、アイドル時0.80W
リードライト時に1.8W(ディスクの再回転時には5W)ぐらい消費していました。
これでもずいぶん頑張っていたんですが・・・。
これが、Intel社のSSDになるとアイドルでも0.06W
アクティブ時でも0.15W(もちろんディスクはないので0.15Wが最高値)。
10倍以上違うだけでなく、1Wを大きく下回っているのは脅威です。
別次元です。
SSDの導入はモバイルPCだけでなくデスクトップPC。
さらにはサーバーまでも導入されていくようです。
(実際、巨大なデータサーバーを持つGoogle社がSSDの導入をすすめています)
これで、パソコンの超省電力化はグラフィックチップを残すのみとなりました。
といっても、あと一年後にはグラフィックチップとCPUを統合した省電力CPUが出てきます。
時間の問題でしょう。
パソコンはコンセントにつなぐのではなく、太陽発電や体温発電で動く、
そんな夢の時代がすぐそこまでやってきているのです。
※1 Solid State Drive HDD(ハードディスク)が磁気ディスクを使うのに対して、
フラッシュメモリを記憶媒体に使う。
(まる)
