モンゴルの食堂
2008年 09月 11日
先月、仕事の関係で約2年ぶりにモンゴルに行ってきました。
今回の主な活動拠点は首都ウランバートルの中心街。
モンゴルと聞いて皆さんは何を思い浮かびますか?
果てなく続く大草原、満点の星空、羊の群れ…。
こういうイメージを持っている人が多いと思いますが、
実はウランバートルは違います。
ここは立派な都市です。
以前と比べてビルの数が急激に増えていっています。
ここ2年で倍化したとか。
今はまさに建設ラッシュです。
このように、今後数年でウランバートルはどんどん変わっていくことでしょう。
ウランバートル市内
ウランバートルには食堂やお店もたくさんあります。
数年ぶりにモンゴル料理が食べられることに胸を弾ませながら
職場近くの食堂に行ってみました。
メニューは相変わらず変わっていませんでしたが、
2年前と比べて明らかに違うものがありました。
それは料理の値段でした。
なんとどれも2倍ぐらいになっていました。
日本でも小麦や石油の価格の高騰でいろいろなものの値段が上がっていますが、
これは日本だけの問題ではなく、
モンゴルでの例からも分かるように世界的な現象となっています。
日本の場合は他の国と比べて上げ幅が緩い分まだましかもしれません。
貧困が故に生きるか死ぬかの生活を強いられている人にとっては
このような食糧価格の高騰は致命的なことです。
私は以前スーパーで仕事をした経験がありましたが、
ここでは毎日のように賞味期限切れが近い食品を大量に捨てていました。
パン屋で仕事をしていたときもそうでした。
その日に焼き上げたパンがお店が閉店するとゴミ箱行きです。
日本ではこれまで食べ物を大量に生産し、
余ったものを大量に捨てるというシステムが普及してきました。
しかし、これは明らかにおかしなシステムです。
食糧価格が上昇している今がまさに
こういう仕組みを変えるチャンスではないでしょうか。
目先の利益ではなく、より大きな観点で物事を見つけ、
正しい判断をしていかなければ生き残れない時代がもうすぐ到来することでしょう。
(109-)
