野球日本代表の敗戦に思う
2008年 08月 30日
準決勝、対韓国戦、この戦いに負けた瞬間、私の北京オリンピックは終わりました。
毎日仕事の合間に中継やニュースを見て日本の選手を応援してきましたが、一番関心を寄せていた野球が金メダルを逸した瞬間、もう本当に体の力が抜けて何もする気が起こりませんでした。その後はオリンピック放送やニュースを全く見る気になれず、ボーと過ごしている間に、案の定日本はアメリカにも敗れてメダルを取ることができませんでした。
銅メダルなんて全く関心ありませんでしたから、金メダルを取れなくなった時点で、もう次へのモチベーションなんて全くあがりませんでした。ただ選手はそういうわけにいきませんから、代表としての責任から、何とかメダルをとって帰ろうと戦いの場に臨むでしょうが、やはり私と同じで、なかなかモチベーションをあげることが出来なかったんだと思います。
あの悪夢の後、星野監督もいろいろと叩かれていますが、それは仕方がないでしょう。野球ほど監督の采配が試合の勝敗を左右するスポーツもおそらくないですから・・・
昨夜(29日)のNHKスポーツ大陸、「とどかなかったメダル」~星野監督が語る北京での戦い~の中で、ストライクゾーンの戸惑いや、主力選手のケガ、そしてなかなか打線に繋がりが出ず選手の調子が上がらないなかで、それでも選手を信じるしかない監督の胸のうちが吐露されていました。ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ではこれらが敗戦の原因なのでしょうか?
まっいろいろと敗因はあるでしょうが、一番は「オリンピックで絶対金メダルを取る!」という気持ちが世界で4番目だったんだと思います。これは監督選手だけでなく、彼らを送り出したプロ野球界全体の気持ちが、上位の国に劣っていたということでしょう。
金メダルに輝いた韓国は、代表チームが日本のアマチュアの代表に敗れて誇りを失った後、韓国リーグのストライクゾーンを国際大会と同じにしたり、野球界をあげて準備をしてきました。監督選手と野球界全体が一つになって、金メダルを目指してきた結果です。日本にはまだ出来ることがたくさんあったのではないかと思えてなりません。
女子ソフトの上野投手が金メダルを取って、「気持ちの強い者が勝つ!」と話していました。上野投手はもちろん、チームメイトや監督、そして彼らを支える協会など、みんなの気持ちが強かったんだと思います。
野球もソフトも次回のロンドンでは正式種目から外れてしまいますが、最後のオリンピック(復活して欲しいですが・・・)で明暗が分かれましたね。でも野球は今回の敗戦を肥やしにして、WBCでもう一度世界一になって欲しいものです。(KAGE)
