未来世代と原爆との関わり

2008年 08月 07日

さて、皆さまお待ちかね「やっくんとれっくんの時事放談」の時間がやってきました。86日と9日は、それぞれ広島と長崎に原爆が投下された日。当時の惨禍から63年が経ち、当時の記憶が風化しつつある中、私たちはどのような形で、未来世代と共に原爆について考えを新たにすることができるのか。今回は、「未来世代と原爆との関わり」をテーマに、それなりに放談します! 

 


J】 どうも~。やっくんで~す。

 

L】 れっくんで~す。で、突然ですが、ここで問題!

 

J】 いや~。今回は、いつになく重いテーマですね……

    って、えっ! なんで唐突に問題が始まるの!?

 

L】 広島と長崎に原爆が落ちたのは、それぞれ何時何分でしょうか?

 

J】 こっちの質問無視かよ! ってまぁいいや。問題まともだし。

    まぁ、広島は8時15分ですよね。で、長崎は……

 

L】 広島は正解、で、長崎は?

 

J】 ……う~ん。わかりません。

 

L】 正解は、112分。あ~あ。やっぱり分からなかったかぁ。

 

J】 ご、ごめんなさい。

 

L】 やっぱり、長崎は二番煎じってところなのかねぇ。

    まぁ、長崎の場合、そんなに平和平和叫んでないしねぇ。

    叫ばなくても、観光名所はたくさんあるから、観光客に不自由しないし。

    それ以前に、根本的に原爆という傷、痛みについての捉え方が違う。

 

J】 広島の場合、

    原爆という傷は

    「耐えるものではなく、訴えるもの」という感がありますよね。

    だからこそ、声高に原爆という傷を世界に訴えている。

    長崎の場合は、その逆でしょうかね。

 

L】 いや、長崎の場合は、もっと先をいっていて、

    原爆という痛みを、単に耐えるのみならず、それを感謝しようとしている。

    永井隆が『長崎の鐘』で言わんとしたことは、そういうことだよね。

 

J】 「原子爆弾が浦上(長崎の地名)に落ちたのは大きな御摂理である。

    神の恵みである。浦上は神に感謝をささげねばならぬ」(長崎の鐘)

    なんて、広島で言っちゃったら、もう村八分ですよ。

 

L】 もし、永井隆本人が被爆してなければ、相当ヤバイ発言だけれど、

    本人が被爆している中で、なおこのような台詞を言い切れるところに、

    ある種のすごさがあるわけだ。

 

 

若い世代と原爆との関わり?


L】 とはいえ、別に広島のやり方も長崎のやり方も、

    どちらもそれはそれで意味があるので、どちらが悪いってことは全くない。

    肝心なのは、これからなわけだ。

 

J】 広島の場合は、被爆者が相当高齢化していて、

    直接肉声で傷を訴えることはできないですよね。

    まぁ「国立広島原爆死没者追悼平和祈念館」という、

    原爆の傷を膨大にデジタル化した施設もあるんですけどね。

    とはいえ、このままでは傷を訴える人が減るかもしれないですよね。

    特に若い人とか。

 

L】 長崎の場合、みんながみんな永井さんのようになるのは、

    どだい無理がある。

    せめて「己の如く人を愛せよ」な精神で、

    ボランティアとか市民活動とかが、発展してほしいんだけど、

    そんなに長崎がその点突出してるって話は聞かない。

    特に若い人とか。

 

J】 いずれにせよ、若い人にどう対処するかが、カギとなりそうですね。

 

L】 やっぱり、若い人という未来世代に対しては、

    過去を継承させようとするのもいいんだけど、

    未来を見つめさせたいよね。

    そこで、そういったアプローチから、

    戦争とか原爆とか無差別殺戮とかを考えるテーマを、

    ちょっと設定してみた。

 

J】 ほぅ。それは一体?

 

L】 「宇宙戦争における、原爆使用と無差別殺戮をどう抑止するか」

 

J】 ………

 

 

ヒロシマから、新しい学会が誕生!


L】 ちょ、ちょっと!? なんで黙っちゃってるの?

    なに「あぁ、せっかく今まで真面目路線でいってたのに…」

    みたいな顔してんの?

 

J】 ……い、いや、あまりにも未来に飛びすぎじゃないかなぁ…

 

L】 いやいや、若い人とかにとって、さっきのテーマって、

    結構身近なテーマだと思うよ?

    ほら、無差別殺戮といえば、コロニー落としとかあるし。

    原爆だって、二号機が核弾頭搭載してるからねぇ。

 

J】 って、それってガンダムじゃねぇか!

    第一、二号機ったって、このがん日見てる人の8割以上が、

    何のことだか、さっぱりわからないですよ!

 

L】 まぁ、その辺はほら、一般教養ってことで。

 

J】 そんな一般教養いらねぇ……

 

L】 いや、でも、さっきのようなテーマを、真面目に考える学会が、

    とうとう誕生したんですよ。

    その名も「国際ガンダム学会」!

 

J】 なんか、秋葉原とか、日本橋あたりで発足したっぽい学会ですね。

 

L】 否! この学会は、広島で発足したんだ!

 

J】 な、何いっ! さすがは国際平和都市ヒロシマ!

    いろんな意味ですげぇ!

 

L】 まぁ、ある種

   「己の愛するものを愛するが如く人を愛す」心境じゃないですかねぇ。

   永井さんのように、明鏡止水の境地に近づいたといえるね。

 

J】 いや、絶対違うと思いますけど…

    第一、永井さんってそんな境地に達したのかなぁ……

 

 

最後に


J】 で、今回、自分ら、何を伝えられたんでしょうかね?

    前半で終わっておけば、真面目路線で済んだのにぃ。

 

L】 若い人たちにとって、原爆ってのは、もう現実の出来事じゃない。

    そうした意味では、原爆の傷や痛みは、直接感じにくい。

    第一、ほとんどの若い人たちにとって、

    現実を直視することは、大変難しい。

    ならば、たとえ現実でなくとも、

    そこから現実の悲惨さに向き合える契機が与えられれば、

    そこから、現実を変える力も、生まれてくるんじゃないかな。

 

J】 現実を超えようとしつつ、現実に居直ろうとする。

    それが、ある意味若者の姿でもあるんでしょうしね。

 

L】 そうした意味で、さっきの学会とかを通して、

    若い人が現実じゃない宇宙から、

    現実の地上に目を向けることができれば、

    また社会は違ったものになると思うけどね。

 

J】 おお~っ! 最後はなんとか、まじめにしめましたね!

 

L】 大気圏突入時には、摩擦に気をつけてね♪

 

J】 結局、ガンダム路線かい! 


 
 (J&L) 
    
    

 

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