「日本型」の移民受入れ政策とは?
2008年 08月 05日
前回担当のがん日で「移民1000万人計画」について書きました。
50年後の「国のカタチ」を左右する一大政策だけに、「日本は本当に移民を受け入れる準備があるのか!?」とメディアでも次第に騒がしくなってきています。
7月29日には「日本型移民政策がめざすもの」というテーマでシンポジウムを開催。
坂中英徳氏(外国人政策研究所所長)、中山 暁雄氏(IOM 駐日代表)など、同計画のブレインになった人々がパネラーをつとめました。
注目すべきはその「日本型」のあり方です。
単純労働受入れ型は、低賃金や不法な雇用、治安不安などの問題点が指摘されます。
高度人材獲得型は、「英語圏でない」「外国人が住みにくい」等で、現状では国際競争に勝てません。
そこで、坂中氏らが主張するのが「人材育成型」です。
つまり、移民の多くを「留学生・就学生・(農業・工業)高校生」として受け入れる方針。
メリットして
□ 学生時代に日本語を習得や文化理解ができる。
□ 国際社会に通用する優秀な人材として、日本で活躍できる。
□ 母国に戻ったとしても、技術移転が促進され、国際貢献になる。
□ 少子化で経営難な教育機関に朗報。教育水準があがる可能性も。
などがあり、坂中氏自身も「これしかないと思っている」と断言しています。
一方、気になる課題は「今の教育機関に留学生を受入れる器をどうつくるか」ということ。
寮や生活環境の整備、授業やキャンパスの多言語化、留学生・日本人学生のコミュニティ作り、留学生コーディネーターの育成等、まだまだ未知数です。
詳しくは次回に譲りますが、「留学生が楽しみ、学び、社会に参画できる環境づくり」は、私のNPO活動のテーマでもあります。ご関心のある方、いつでもWelcomeですよ。
アジア留学生フォーラム http://ajiryu.net/
(ぽん)
