勝手に総括 洞爺湖サミット

2008年 07月 11日

 昨日、洞爺湖でのG8サミットが無事に終わりましたね。


 東京はすごい警戒で、こんなたくさんの警官が普段は何をしているんだろう?と思うくらいの数の警官がいました。
 個人的にサミットを何回かこの「がん日」でも取り上げてきましたが、今回のサミット、一体どうだったんでしょう?

 

 「サミットの首脳に世界の市民の声を届けようと活動してきた。日本のNGOにとって初めての経験だった」と2008G8サミットNGOフォーラム代表の星野昌子代表が総括しているように、NGOが連携して、いわゆる政策提言(アドボカシー)を行うのは初めてでした。

 


 その結果がどうだったのかということは、情報不足のため評価などはできませんが、昨年のドイツでのハイリゲンダム・サミットのような、会場の近郊都市で反グローバリズム団体などによる約8万人規模のデモがあったわけではないので、イマイチ目立たなかったという印象はあります。

 

 サミット自体の評価は、「まあ、頑張ったね」という感じでしょうか。

 最大の焦点であった地球温暖化問題については、G8 首脳は、温室効果ガスの排出量を2050年までに半減するという世界共通の長期目標を掲げることで合意し、中期目標についても、国別の排出総量目標を設定することで一致しました。とりあえず、全体の足並みは揃っていますよというイメージは作れましたが、具体的な即効策や数値目標までは言及できませんでした。


 経済問題についても、今や原油や食糧高騰などの「諸悪の根源」ともいえる投機マネーの監視や規制についても、米国に配慮して何も書かれていません。まあ、アメリカが投機マネーを規制することに賛同したら、アメリカから資金が一気に逃げて、ドルが暴落するのは目に見えていますからね。

 

 

 いずれにせよ、中国やインドの台頭とともにG8の影響力は低下しており、G8で何かが劇的に変わるというようなことは難しいのが現状でしょう。利害調整の一つの場であり、もっと言えばセレモニー化している感じでもあります。


 結局、グローバル・ガバナンスをどこが担うのかということなんでしょうけど、現状はどんどん多極化しています。あえて、実効性のない理想論を言えば、国連の権限を強化できたらいいんでしょうけどねー。(Aki

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