アメリカ追随の日本に警鐘鳴らす ルポ 貧困大国アメリカをよんで

2008年 07月 08日

ビリー牧師ことビル・タレン。1998年からニューヨークの街を中心に、ゴスペルを使ったパフォーマンスで「不買運動」を推進している福音派のゴスペルシンガーだ。

 


「物をまったく買わないというのではありません。現代社会で暮らす以上、そんなことは不可能でしょう。ですが、賢い消費者になって、買うものを注意深く選択することはできる、そしてそれが実は、私たちが直面しているこの大きな流れを動かす鍵なんですよ。」

 

 

ビリーと彼の聖歌隊はマンハッタンにあるスターバックスコーヒー店の前で、同社が海外で行っていることについて人々に知らせるキャンペーンを展開した。

 

 

国内で生産されるコーヒー豆の商標登録をしようとしていたエチオピア政府に対し、自社の利益が大幅に減るのを防ぐために反対していたコーヒー小売チェーン店のスターバックス社は、こうした世論からの圧力がかけられた結果、エチオピア政府との間にライセンス契約を結ぶことに同意した。

 

 

この契約により、エチオピアの貧農たちには毎年8800万ドルの収益が入ることになるという。

 

 

日本はアメリカという国を少なからず手本にして、その後を追いかけているという部分がある。しかし、アメリカで起きている真実を知っていなければ、私たちは大きく道を誤る可能性がある。大国アメリカで深刻な格差が生じている。それは、日本以上で、信じがたいものが多い。

 

 

弱者を食い物にして一部の富者が潤ってゆくという世界構造の中で、それでもあきらめずにこの流れに抵抗しようとする人々の「新しい戦略」について紹介しながら、日本に対してアメリカで起きていることは他人事ではないと警鐘をならしている。

 

 

私達にできる一歩は何かなといつも考えている私にとってはとても参考になる本でした。

 

 

by tetu

コメント一覧

1. Posted By ちょこっと 2009年07月20日 00:29

私は先ほどテレビで見ました!消費者が賢くならなければ貧困はなくならない。考えされられますね。

2. Posted By tetu 2009年07月22日 23:06

貧困の問題もそうですが、私たち一人一人の行動によって社会が変わることは実際に起こると思います。目の前の状況、回りを見ておかしいと思ったことはに対する答えは必ずあるとおもいますよ

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