移民受入れ1000万人計画

2008年 07月 07日

 このほど自民党の議員連盟(会長・中川秀直元幹事長)が「今後50年間で1000万人の移民受入れて、日本を多民族社会にする」「移民庁の設置や移民基本法の制定が必要」との提言を発表しました。現在、この提言をたたき台に党内論議が始まっており、早ければ、今秋の臨時国会で一部法案が提出されるかも知れません。在日外国人参政権問題などは自民党が一番腰が重かったので、これらの迅速な動きに、正直、ちょっと驚きました。

 

 

 この提言の背景としては、人口減少・少子高齢化の課題があげられます。国立社会保障・人口問題研究所発表の「将来推計人口」によると、現在約12800万人ある日本の人口は、 50年後の2055年には3割減って9000万人を切る。100年後の2105年には最良のケースで約6300万人まで、最悪のケースでは約3400万人まで激減する(その後も限りなく減り続ける)という参考推計値も示しています。
 

 

 中川秀直氏は、「危機を救う治療法は海外からの移民以外にない。移民の受け入れで日本の活性化を図る移民立国への転換が必要だ」と断じ、人口の10%を移民が占める移民国家への転換を求めています。

 

 

http://www.woopie.jp/video/watch/290cb9217ac318944498da76626acc60?kw=%E7%A7%BB%E6%B0%91&page=1
移民政策に関心ある方は、上記URLサンデープロジェクトの対談映像(9分 4/20放送)をぜひご覧ください。
 

 

 この移民1000万人移民政策の提言をきっかけに、いよいよ日本社会が「少子高齢化」「移民受入れ」「多文化共生」についてオープンな議論を積み重ねる段階に入ったとみて、間違いないでしょう。
 

 

 今の日本に移民受入れの準備不足は否めません。経済や人口統計の論理だけで移民を受け入れたら、逆に、多くの葛藤や混乱・暴動が生じる可能性も多いにあります。さて、「移民受入れまったなし」の差し迫った状況の中で、皆さんは、50年後の日本社会のあるべき姿をどのように考えますか?

 

 

(ぽん)

 

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