ウリ(私達)文化

2008年 05月 27日

私は今、韓国で語学勉強をしています。
そこで今回は、このがん日を通じて、韓国の文化を紹介してみようと思います。
 


今回ご紹介するのは「ウリ(私達)文化」です。
以前このがん日で「Weメッセージ」について紹介した記事がありましたが、実は韓国ではこの「Weメッセージ」は日常茶飯事なんです!

 


例を挙げてみましょう。
日本人は、自分の親を呼ぶときに「私の親」と言いますが、韓国人は「私達の親」と呼びます。
これは、一人っ子でもそう言うのです。
また、日本人は、自分の国を呼ぶときに「私の国」と言いますが、韓国人は「私達の国」と呼びます。
その他にも自分の子や友達、会社や学校を呼ぶときにはたいてい「ウリ(私達)」という言葉を使って表現しているのです。
関心ある方は、特に家族をテーマにした韓国ドラマや映画を見てみてください。

 


このように、通常一人称で呼ぶべきものを複数形で呼ぶという文化は、日本に限らず他の西洋や東洋の国にもあまり見られない文化ではないでしょうか(あったら教えてください)?

 


このことから、韓国人の中には他国に比べて非常に強い「共同体意識」が存在していることが分かります。
つまり、自分という個人としての存在よりも、人間同士の結びつきからなる連帯を大切にしているということです。
これは、日本人の得意な協調性とは根本的に違った類のものです。
つまり、「相手に合わせる」とか「空気を読む」とかいった、形の一体感ではなく、「あなたは私であり、私はあなたである」といった、情の一体感だと言えるでしょう。
 

 

では、みなさんも、試しに自分の親のことを「私達のお父さん」、「私達のお母さん」と言ってみましょう!
「私のお父さん」、「私のお母さん」と言ったときよりも、何かもっとより大きなものとのつながりの中に自分がいることを感じると思います。
それが正に、私達が持つべき「共同体意識」の一端なのではないでしょうか?

 

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