社会起業家 理想と現実

2008年 05月 26日

 最近、『チェンジメーカー 社会起業家が世の中を変える』という本を読みました。いや~久しぶりに心が動かされましたね。


 

 社会起業家(ソーシャル・アントレプレナー)とは、社会にある課題を単なる善意によるチャリティではなく、事業モデルを作ることによって解決していこうとしている人です。
 私たちSERVICE FOR PEACE が育成したいと考えている「ピースメーカー」の一つのモデルと言えるでしょう、テレビや雑誌でも最近、頻繁に取り上げられています。

 

 

 その中でも週刊ダイヤモンド200845日号の記事「『社会起業家』を目指す大学生 ゆとり世代特有の強みと弱み」が興味深かったので、ちょっと紹介します。


 「寄らば大樹の陰」ということで大企業や公務員を目指すでもなく、ホリエモン(古っ!)のように一攫千金を目指して起業を志すわけでもなく、自分や社会のために価値ある仕事をしたいと考えている若者が、特に高学歴の学生の中で確実に増えています。これは、「ゆとり教育」の一つの成果と言えるでしょう。

 

 その一方で、ゆとり世代の傾向を「100ます計算」で有名な陰山英男氏(立命館小学校副校長)は、以下の三つにまとめています。

 

(1)問題を人や社会のせいにしがち(批判精神は旺盛)
(2)物事はうまくいって当たり前と考える
(3)このダメダメな状況を一気に解決する夢のような方法がどこかにあると考える。

 

 もちろんリスクテークして起業するという文化があまり日本にはあまりないので、今の世代だけの特徴かどうかは分かりませんが、うまくいかないと、すぐリセットボタンを押してトンズラしてしまう人は多いようです。

 

 

 日本において、社会起業家で成功しているという人は、実はあまり多くはありません。社会起業家関係の本を読んでいると、またこの人か~と思うことがよくあります。
 もちろん、日本に社会起業家の概念が入ってきてまだ数年。成功モデルがたくさんできないのは当たり前ですが、一過性のブームで終わらないといいな~とちょっと思う今日この頃です。(Aki

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