石鎚山に登ってきました。

2007年 11月 09日

  先日、仲間と四国にある石鎚山に登ってきました。日本百名山のひとつであり、標高は1,982Mで、西日本最高峰です。古くから信仰の山として崇められ日本七霊山でもあるようです。

 

  登山道は整備されていて、登りやすいのですが、最後に難所があります。ほぼ垂直の岩壁を4箇所鎖だけを使って登っていくのです(試しの鎖、一の鎖、二の鎖、三の鎖がある)。

  しかもその鎖の一つひとつが大きいのです。一般に、登山で鎖は三点支持の補助であることが多いのですが、ここ石鎚山の鎖場は鎖そのものを登っていく感じです。足場がないところは、鎖が唯一の頼りです。

  長いところは体感ほぼ垂直の岩場を68M登りますから、ビルの20Fくらいの高さになります。安全ロープも何もつけずに登るのですから万一、手をすべらしたりしたらと考えると恐ろしくなります。なかなかのスリルでしたね。

  実際、私たちが最後の鎖場を登って、30分くらい経ったころでしょうか。私たちが通過した鎖場である男性が15M下に滑落して重傷を負ったとの連絡が入り、一時あたりは騒然となり緊張が走りました。

 


  山は、多くのものを教えてくれます。

  自然の美しさ・素晴らしさ・偉大さ・厳しさ・恐ろしさ、自分(人)の無限の可能性と限界、綿密な計画性、危機管理、自己管理、仲間の尊さ、人の温かさ・・・などなど。

 

  いつもとは違った環境に入ってみることで、普段見つめていなかったものを見つめさせられたり、気付いているようで気付いていなかったものに気付かされることが多くあります。

 

  今回の登山を通しても、「仲間の中で、この人は体力的にも技術的にもこの鎖場は難しいのではないか」と私が勝手に思いこんでいたのですが、その仲間が果敢に鎖場に挑戦して見事に登っていく姿に感動しました。人の無限の可能性を改めて感じる瞬間でした。


 

  人の不足な点を見つめるのではなく、その人の可能性・長所を見つめて、その点を伸ばしていくことが本当に人を育てることにおいて重要であると言われています。

  今の日本の状況も様々な事件や不祥事が相次ぎ、その点がフォーカスされていますが、もっと良き点や可能性にフォーカスしていけば、世の中が変わってくるのではないかと思います。

 

  自分のことに誇りを持ち、自分の住んでいる国に誇りを持ち、自分の住んでいる地球に誇りを持てる、そんな世の中に早くしていきたいものです。(i-bo

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