私の出会った子どもたち
2008年 01月 24日
今回は私の経験をご紹介していきたいと思います。
私が一番始めに児童労働に触れたのはフィリピンでした。その時は SERVICE FOR PEACE のフィリピンにおけるキャンプに参加するため、マニラ空港に来ていました。そしてマニラ空港から車で、予約していたホテルに移動している時でした。
信号が赤になって車が止まっていると、なんと突然車の後部に2人の子どもが飛び乗ってきたのです。そして、片言の日本語でなにやら売り始めたのでした。すぐに同乗していたフィリピン人が対応して断ったので、その子どもたちはすぐに車を降りて次の車へ向かっていきました。
到着早々、ここが日本で無いことをまざまざと感じさせられた場面でした。フィリピンではこの後も、銀行で両替をして出てきたときに、私達を待ち構えていろいろな商品を売りに来たり、直接お金を要求してくる子どもや大人に何度も会ったことを覚えています。
その後モンゴルに滞在していたときにも、何度も働く子どもたちと出会いました。道端で新聞を売る子、バスに乗ってバス代を集める子、市場でもの運びをする子など・・・。ただ、直接お金を要求してきたり、外国人目当てで物を売りに来たりされたことは無く、フィリピンとはまた違った印象を受けました。モンゴルの子どもたちは、外国人や大人達からあえて同情をひくようなそぶりも無く、大人と同じように自分の仕事をただ黙々と行っていました。
私が知り合ったモンゴル人が言っていたのですが、モンゴルは確かにまだ貧しい社会ですが、しかしそれゆえに飢えて死んでしまうようなこともまたないのだそうです。それは遊牧の歴史から続く助け合いの精神から、どんなに自分が貧しくともさらに貧しい人がいればその人にお金を恵むのだそうです。
どんな環境の子どもであっても、大人が自分にした内容に良くも悪くも影響を受けます。そういう意味で、大人達が子どもたちによき見本をもっと示せる社会になることがとても大切であると感じました。
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